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食品会社が発見した新しいがん検診の形

今まで、がんの検診ではCTやMRIなどの大掛かりな設備を利用した検査が一般的でした。しかし、最近のがん検診は医療技術が進み、採血だけである程度がんに罹っているか判断ができるようになっています。この採血だけでがんの有無を予測できる検査方法は、アミノインデックスがんスクリーニングという名称で、もともとは食品会社が発見した方法を取り入れたがん検診です。この検査方法は、血液中のアミノ酸の濃度を調べることで、その人が罹っているがんの種類や可能性をある程度予測するというものです。

この検査では、すべてのがんを発見することはできませんが、胃がんや大腸がん、肺がん、前立腺がん、乳がんや子宮がんの可能性を予測することができます。この検査では、がんに罹っている可能性の高さを3段階に分けて診断しています。血液中のアミノ酸を基準で診断するため、採血前は8時間以上は食事やアミノ酸を含んだ飲み物を控える必要があります。対象年齢も決まっており、20歳未満の場合はこの検査は受けることができません。

費用は、医療機関によって多少異なりますが、だいたい2万前後が主流となっています。すべてのがんを調べることができるわけではないため、他のがん検診と併用すると効果がより上がります。現在は、このアミノ酸の濃度を利用した検査で予測できるがんの種類は限られていますが、今後は研究が進み、ほかのがんも採血だけで調べることができるようになると期待されています。

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