人間ドックの検査内容と言うのはコースなどにより様々ですが、胃カメラや大腸カメラなどを受診できるコースも有ります。胃カメラや大腸カメラと言うと、胃の調子がおかしい、大腸あたり異常が有るように感じた時など、胃ガンや大腸がんの恐れがある場合に受診をする事で、ガンの早期発見が可能になるものです。そのため、どちらかと言うと自覚症状が有る場合に大腸カメラや胃カメラを利用してガンの有無を確認する目的で検査が行われて行くのです。人間ドックは自覚症状を持たない人が受診する事でガンの早期発見などに役立てられるもので、既に自覚症状を持つ場合は、人間ドックではなく、症状に適した検査を受け、治療を受けることが大切です。
人間ドックで行われる大腸カメラや胃カメラの検査はあくまでも症状が無い人を対象にしているもので、内視鏡を使って内部を観察する事でレントゲンなどでは解らない小さなガンを見つけ出せるのです。尚、胃カメラの検査を行った時など病気の疑いの確定診断を行う目的で細胞を摂取するケースも有ると言いますが、細胞の摂取は検査を受ける人の承諾を行った上で行う事になります。また、人間ドックでガンが見つかった場合は、受診する施設が医療施設であり、治療が出来る病院であれば、同じ病院で治療を受けることも出来ますが、検査施設の場合は治療を受けることが出来る病院への紹介状を作ってくれるため、治療を受けることが出来るようになっています。