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病院に行くべき摂食障害の症状

摂食障害の患者さんは、治療を拒否するケースが多いです。摂食障害は何も食べられなくなる拒食症と、大量に食べてしまう過食症、さらに嘔吐が伴う過食嘔吐、に分けられます。拒食症から過食嘔吐になる人もいますし、過食しながら罪悪感から拒食と過食を繰り返すようなケースもみられます。すると何が起こるかというと、体に栄養が入ってこないため、低栄養状態になります。

つまり、体が極度の飢餓状態になってしまうことです。この状態でも、患者さんは太りたくないという思いから動き続けます。何日も何も食べないで、1日何キロkmもランニングするような人もいます。ほとんど骨と皮になっても、本人は自分が異常なことに気づきません。

これくらいになったら、周囲が無理にでも病院に連れていく必要があります。おそらく病院に行くのを嫌がりますが、放っておくと命を落としてしまう危険性があります。病院では、激しい衰弱が見られる場合には緊急入院させることもあります。まず静脈注射で高カロリー点滴を入れるのですが、患者さんはこれを激しく嫌がります。

カロリー=太る、としか思えなくなっているので、医師の言うことを聞かないケースも多いです。中には点滴を自分で引き抜いてしまう患者さんもいます。そこまでして連れていくのはかわいそうと思うかもしれませんが、放置していても摂食障害は自然に回復することはありません。なるべく患者さんの気持ちに寄り添ってくれる医師を見つけて、治療を受けることが大切です。

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