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病院での摂食障害治療の内容

摂食障害は、女性に多く見られる心身症です。以前までは過度なダイエットが原因で、太ることに恐怖心を抱いてしまうのが原因と言われてきましたが、最近では母親や家族との関係が影響して起こるとも言われています。病院での摂食障害治療は、心療内科が多いですが、重篤な場合には精神科で治療することもあります。病院での治療は、薬物療法が基本で、あとは医師やカウンセラーと対話が行われます。

薬物療法では、抗うつ剤や精神安定剤、こだわりを減らす薬、などがよく使われます。また、摂食障害では食べることが出来ないで重度の低栄養状態に陥っていることも多いので、必要な栄養素を補充するような薬が処方されることもあります。何も食べられないケースが多く、不足する栄養素はほぼ全てですが、特にカルシウム不足が目立ちます。摂食障害では月経が止まってしまうことも多いので、その影響でカルシウム不足になり、若くして骨粗鬆症になる患者さんもいます。

摂食障害は基本的に外来診療ですが、極度の低栄養状態では、緊急入院が必要になることもあります。ただ、摂食障害の患者さんは病院で医師に「太らされてしまう」という恐怖感を抱くことも多く、治療を激しく嫌がることもあります。摂食障害は贅沢病などとも言われますが、全く違います。心の病気であって、こだわりを捨てられない、自分に自信が持てない、愛情を注いでほしい、という気持ちが強いです。

病院治療は長期戦になります。

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