女性には、妊娠や出産の機能があり、そういった関連の特有の病気にかかってしまう可能性もあるものなのです。ですから、定期的に婦人科系のがん検診を受けておいた方が安心です。婦人科検診というのは、実施の医療機関で単独で行うこともあれば、人間ドックなどのコースに組み込んで実施することもあります。それほど時間がかかる検査ではないのですが、事前に予約をしておく必要があるのです。
婦人科系のがん検診としては、乳がんと子宮がんがあります。乳がん検診というのは、外科の先生による触診やマンモグラフィで胸のX線を撮るといった検査になります。触診というのは、しこりを触って確認するものであり、病気を発見しにくいこともあります。それに対して、マンモグラフィというのは、胸の写真を撮ることができるので、異常を発見しやすいのです。
日頃から、自分でできる触診の方法を指導されることもあります。子宮がん検診としては、婦人科の先生による検査であり、子宮体がんと子宮頸がんの検査があります。これは、内診や細胞診などをおこなっていきます。細胞診では、綿棒のような検査薬を使い、内部の細胞を採取していきます。
最近は、若い女性でも性交渉の経験があると。子宮頸がんを発症するパターンもあり、年齢に関係なく、受けておきたいものです。このように、女性ならではの病気の早期発見のためにも、婦人科の検診を受けておきましょう。今は職場や市区町村などで費用の補助もしてくれることもあります。